糖尿病専門外来|さつき内科クリニック-比企郡小川町の内科・糖尿病内科

医療法人三幸会 さつき内科クリニック
内科・糖尿病・甲状腺・生活習慣病
当院は予約制です
ご予約・お問合せ0493-71-6050
 
糖尿病専門外来アイコン糖尿病専門外来
1型糖尿病・2型糖尿病をはじめ、ステロイド糖尿病や膵性糖尿病などの二次性糖尿病、健診異常など、血糖異常でお悩みの患者さまへの専門医および専門メディカルスタッフによる専門外来になります。
糖尿病の主な合併症のイメージイラスト

当院は内分泌疾患および糖尿病に精通した専門医が、より専門性の高い医療を提供しています。

糖尿病は、膵臓から分泌される血糖値をコントロールするためのホルモン(インスリン)が十分に働かないために、血糖値が増えてしまう病気です。
特に症状が乏しいことがこの病気の恐ろしいところです。
高血糖状態が⾧い期間放置されると、血管が傷つき、将来的に神経障害・失明・腎不全・下肢切断といった合併症を発症することがあります。
また、糖尿病の状態が非常に悪くなると、意識障害などをおこすことがあり緊急での治療が必要になります。
このような事態にならないよう、定期的な検査をおこない、適切な治療が大切です。

葉っぱアイコン糖尿病のタイプ葉っぱアイコン

リストマーク1型糖尿病

血糖を下げるホルモンであるインスリンは膵臓のβ細胞から分泌されます。
1型糖尿病は、このβ細胞が何らかの原因によって壊されてしまい、結果的にインスリン分泌が低下してしまう疾患です。

1型糖尿病の治療は特に専門性が高く、当院では専門の医師およびメディカルスタッフが連携し患者さまのライフスタイルに合わせた治療法を患者さまご本人・ご家族と一緒になって考え提供します。
また、「SAP療法」や「CGM/isCGM」などの医療機器を取り揃えております。

1型糖尿病イメージ写真

リストマーク2型糖尿病

主な原因は、遺伝的な影響の他に、過食・運動不足・肥満などの環境的な影響があるといわれています。

一般的に糖尿病患者さまの90%程度が2型糖尿病です。
2型糖尿病は、インスリンが分泌されにくくなったり、インスリンが効きにくくなったりすることによって血糖値が高くなります。
すべての2型糖尿病患者さまに生活習慣の問題があるわけではありませんが、血糖値を望ましい範囲にコントロールするためには、「食事や運動習慣の見直し」がとても重要です。また患者さまの状態によって、飲み薬や注射といった薬物療法も必要になることがあります。
当院では専門医および専門メディカルスタッフによる専門外来を実施し、患者さま一人一人の生活スタイルに適した治療を患者さまと一緒になって日々考えております。

リストマーク妊娠と糖尿病

妊娠前に糖尿病と診断された方で妊娠を望まれる方は、事前に良好な血糖コントロールを行う必要があります。

母体の血糖と胎児の成長には関連があります。
特に母体の高血糖は胎児奇形や早産などのリスクが高まるため、妊娠前に糖尿病と診断された方で妊娠を望まれる方は、事前に良好な「血糖コントロール」を行う必要があります。
また、妊娠中は胎盤から分泌されるホルモンの影響で血糖が高くなりやすくなります。この影響により、妊娠中の検査で妊娠糖尿病と診断された方は糖尿病に移行する可能性がありますので、出産後も定期的な検査が必要となります。
当院は埼玉医科大学と連携しており、妊娠前までの治療および出産後の継続的な治療・検査も連携し行っております。(妊娠中は大学病院での治療となります。)

妊娠と糖尿病イメージ写真

リストマークその他の糖尿病

ご本人の状態に応じ、内分泌疾患および糖尿病に精通した専門医がより専門性の高い医療を提供いたします。

血糖を上昇させるホルモンやステロイド薬の作用による二次性糖尿病と診断された方は、ご本人の状態に応じて糖尿病薬の小まめな調整が必要になることがあります。
当院は内分泌疾患および糖尿病に精通した専門医が在籍しておりますので、より専門性の高い医療を提供できます。

葉っぱアイコン栄養指導・
透析予防指導
フットケア
葉っぱアイコン

リストマーク糖尿病教室

糖尿病の知識や合併症・治療や検査について学ぶ教室を開催しています。

主に医師、看護師、臨床検査技師、管理栄養士、健康運動指導士が担当し、(内容に応じて歯科衛生士等の専門職が担当する事も)生活習慣の改善を目的に食品の知識や調理方法、運動についても学習します。

栄養指導

糖尿病を始めとした生活習慣病などで、お悩みや不安を感じている患者さまに、個別に栄養指導や食事相談を行っています。

当院に通院することが困難な患者さまを対象に、管理栄養士がご自宅に訪問し食事相談や栄養指導も行っています。
生活習慣の改善を目的に食品の知識や調理方法、運動について学べる「糖尿病教室」や「そらまめ教室」「スリム教室」なども開催しております。

糖尿病教室/
栄養指導イメージ写真

リストマーク透析予防指導

なんといっても早期発見・早期治療・早期療養が、大切です。

「糖尿病性腎症」は、自覚症状がなく、症状が出た時にはかなり進行していることが多い「合併症」の1つです。
糖尿病腎症2期から4期の患者さまを対象に、腎重症化予防のため患者さまの生活スタイルや季節に合わせた食事と生活療養行動の方法を、患者さまと共に考え、提供しています。

フットケア

糖尿病患者さまの足病変の重症化を防ぐため、予防的フットッケアに力を入れています。

糖尿病で高血糖が長く続くと、「合併症」の1つである「神経障害や動脈硬化」による「血流障害」が起こりやすくなります。その結果、足にも、さまざまな異常が出てきやすくなります。
看護師/糖尿病療養指導士/FSIオーバフスフレーガーが中心となり医師の指示のもとフットケアを行っております。(ドイツ式フットケア)

療養指導・治療

糖尿病は、自覚症状に乏しいことが多く、合併症が起きて初めて糖尿病とわかることもありますが、「糖尿病治療放置」によって合併症が進み失明や足切断や透析となってしまうこともあります。

【糖尿病の治療目的】

血糖、血圧、脂質代謝の良好なコントロール状態と適正体重、禁煙順守により、合併症の発症と進展を予防し、糖尿病のない人と変わらない生活の質を保つことにあります。

【糖尿病の合併症】

細小血管障害・・・神経障害、網膜症、腎症(3大合併症)
大血管障害・・・・脳梗塞、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症など

合併症発症・進展・予防のイメージイラスト

【糖尿病の治療】

治療には、「食事療法」、「運動療法」、「薬物療法」とありますが、糖尿病療養行動の継続には基本的な知識や技術の習得が必要です。
療養そのものが治療になってきますので、主体は患者さま自身ということになります。
生活習慣や価値観と折り合いをつけながら、患者さま自身、自己管理する事がとても大切です。

糖尿病治療のイメージイラスト

当院では自己管理がスムーズに行えるように、看護師(糖尿病療養指導士)が常時フォローしています。

 

HbA1c・合併症・低血糖・シックデイ(病気になった時の対処)・旅行に行く時の注意事項など・・・についての説明。

 

自己血糖測定、血圧測定、インスリンポンプ導入、インスリン注射・GLP1注射の導入指導、模型を使っての練習を一緒に行っています。
(家族同席のこともあります)
また、季節ごとの療養生活についてもお話をしています。
糖尿病連携手帳・自己管理ノート・血圧手帳をお渡ししています。